コンテンツマーケティングは自社のブランド形成そのもの。自社のブランドを考えたうえで、どのようなコンテンツマーケティングを行っていくべきなのか戦略を練っていくことが大切となります。今回は、コンテンツマーケティングをする上で大切な「ブランディング」についてご紹介いたします。
よく「ブランド物が欲しい」と言ったりします。時計でいえば、オメガやロレックスなどの高級品なブランドを指すと思います。しかし、会社のブランディングは、高級なものを扱う、扱わないに関わらず設定するべきことです。マーケティングが売るための活動だとしたら、ブランディングはユーザーに興味を持ってもらうための「もの」になるための活動です。
もし企業にブランドがなければ、「どこでも一緒だから、一番安いものを買おう」と価格で選んでしまいます。しかし、その会社が提供する価値が他社と違うことで、企業の理念やこだわりに賛同するユーザーを引きつけることができます。すると、価格競争に参戦することもなく物を売っていくことができるのです。
ではなぜコンテンツマーケティングにも「ブランディング」を意識していく必要があるのでしょう。それは、会社の存在価値をうまく表現していくツールとして、コンテンツマーケティングがあるからです。つまり、ブランディングありきのコンテンツマーケティングなのです。
もしブランディングを設定しないままコンテンツマーケティングを始めてしまうと、「特徴のないメディア」が出来上がります。また、そもそもブランドとなるサイトの軸がはっきりとしないので、対象とするユーザーを集めることが難しくなってしまいます。
さらには、コンテンツメディアから受けた印象と会社のイメージが違うことで、ユーザーが違和感を持ち、成約につながりにくくなるというデメリットも考えられるでしょう。
ブランディングの一環として、サイトの理念となるキャッチフレーズを考えてみるといいでしょう。例えば、「コンテンツマーケティングの最新情報をお届けします」と書かれていれば、コンテンツマーケティングについて知りたいと思っているユーザーからしてみると、「役に立ちそうだ」と感じさせることができます。このように、「これについてならどこにも負けない」というような自社の強みを、うまくコンテンツマーケティングで表現してみるという方法があります。
また、記事を書く際にも、企業のブランドイメージによって「ですます調」で丁寧に伝えるべきか、「である調」で権威力を持たせながら書いていくかによって、メディアのイメージは大きく変わっていくでしょう。
コンテンツマーケティングを成功へと導くのは、記事の内容でもなければ、サイトのデザインでもありません。そのメディアが持つ価値、すなわちブランドです。同じ情報でも見せ方次第で、生まれる価値が大きく変わってしまいます。だからこそ、ブランディングを意識しながらコンテンツマーケティングを進めていきたいものです。
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