キャッチコピーが商品の印象を決め、その出来が商品自体の売れ行きを左右するともいわれています。では、どんな文章を書けばターゲットの心をうまくつかむことができるのでしょうか?今回は、人の注意を引きやすい「キャッチー」と呼ばれるキャッチコピーを書くためのポイントを4つご紹介いたします。
キャッチーなコピーを書くためにまず大切なのは、それを届けたい相手を明確にすることです。自社の商品やサービスが世代問わず使われているからといって、10代から60代すべての年齢層に響くキャッチコピーを書こうとしても、誰の心もつかめない文章となってしまいます。
伝えたい相手を1人に絞り、その人へ向けた文章を書きましょう。また、その人の性別や職業、住んでいるエリアなどを設定することで、より相手に響くキャッチコピーにすることができます。ラブレターを書くように、たった1人に向けて書いてみましょう。
自社の商品やサービスには、自慢のセールスポイントがいくつもあることでしょう。しかし、それを全部まとめて伝えようとすると、何がすごいのかよくわからないキャッチコピーになってしまいます。
ターゲットへ伝えたい訴求ポイントは1つ、多くても2つにまとめてください。伝えたいことが絞り込めない場合は、まず一度全部書き出してみて、優先順位をつけます。そして、伝えたいポイントが決まったら、そのメリットが目立つように、数値化して文章にしてみましょう。
キャッチコピーの中に、相手に興味を持たせるフックとなるキーワードが入っていなければ、ターゲットに興味を持ってもらうことはできません。自社目線で「このポイントを伝えたい」と考えるだけではなく、顧客目線に立ってターゲットがどんなことを求めているのかを見直してみましょう。
そのためのリサーチとして、ターゲットが具体的にどんなことで悩んでいるのかを知ることで、相手の求めているものを提示することができます。「自社のサービス・商品がターゲットの悩みにどのように効果的なのか?」を考えることで、商品やサービスの詳細ではなく、それを手にすることで得られる未来を相手にイメージさせることができるでしょう。
キャッチコピーには「お決まりのパターン」があります。そのパターンに当てはまることで、初心者でも簡単に本格的なキャッチコピーを書くことができます。何もないところから、キャッチコピーを考え出そうとするのではなく、効果のあるといわれるキャッチコピーの型を参考にしてみましょう。
競合サイトがどんなキャッチコピーを使っているのか調べてみたり、日頃目についた広告で「このフレーズはいいな」というものがあれば、書き留めておきましょう。書店へ行き、本や雑誌のタイトルから、参考となるキャッチコピーを見つけることもできます。
さっそく、今回ご紹介した4つのポイントを参考にしながら、キャッチコピーを作ってみましょう。たった1人に向けて、書かれたコピーはターゲットの心をつかむことができます。数字やフレーズを意識しながら、キャッチーな表現を考えてみてください。最初から1本完成させようとするのではなく、まずはできる限り書き出してみましょう。
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