「広告」といっても、雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、チラシ、インターネット広告、最近だとネイティブ広告などさまざまな種類があります。しかし、広告制作をする際に意識するべきポイントは共通しています。今回は、広告制作するときにやってはいけない3つのことをご紹介します。
なぜ、1人でも多くの人に興味をもってもらえるような広告はダメなのでしょうか?それは、ターゲットを特定せずに、広告制作をすると当たり障りのない、誰の心にも響かない広告となってしまうからです。
そうならないようにするためにも、まず重要視したいのは誰のための広告であるかを決めることです。広告の掲載先に合わせて、ターゲットは若干異なるかもしれません。
具体的なターゲット像を決めておくことで、その人に対して、広告の中で何を伝えるべきかが見えてきます。また、ターゲットを明確化し、仮説を立てることで広告効果の検証も正確になるのです。
「自社の商品・サービスにはメリットを、できるだけ多く伝えたほうが効果的なはずだ。」と思うかもしれません。しかし、「広告」という限られた枠の中では伝えるべきことにも限度があります。
広告スペースにすべてのメリットを詰め込むと、ごちゃごちゃしていて、結局何が言いたいのかわからない広告になってしまいます。そうするよりも、メリットを絞ったほうが相手に届きやすくなります。
広告の役割は、購入を促すためのステップです。つまり、商品・サービスに興味を持ってもらえるように興味を集めることが広告の仕事なのです。広告で伝えきれなかった商品やサービスの詳細やメリットは、資料や自社サイトに書くようにしましょう。
いざ広告を作ろうとなったら、広告制作会社にお願いする会社もあるでしょう。しかし、広告制作のプロに任せておけば大丈夫だと安心してはいけません。仮に、インターネットのバナー広告を見て商品に興味を持った見込み客がいたとします。その人が広告をクリックし、自社サイトのセールスページに飛んでみると、思っていたイメージとは違う商品が出てきた。「こんな商品だったのか。思っていたのと違っていた。」とせっかく広告を見て興味を持ってくれたのにも関わらず、購入をやめてしまう事態が起こりえます。
これは、広告担当者だけで広告を制作したことが原因だと考えられます。本来であれば、商品開発担当者やWeb担当者など商品やサービスに携わる担当者が集まり、広告について話し合い、必要に応じて軌道修正を行うべきなのです。さもなければ、商品購入までのステップの見せ方にズレが生じてしまうでしょう。
広告を作る際に、良かれと思ってしたことが逆効果になってしまうこともあるかもしれません。特に今回ご紹介した3つのポイントは、起こりやすい間違いなので気を付けるようにしましょう。広告の効果を測定するためにも、いくつかパターンを用意し検証してみることをおすすめします。
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