自社でコンテンツマーケティングの効果を図るとき、何を物差しにしていますか?もし記事が何回クリックされたかというPV数を気にしているなら、注意したほうがいいかもしれません。クリック数を伸ばそうと工夫することは、必ずしも「結果」にはつながらないからです。今回は、コンテンツマーケティングでPV数に頼りすぎないほうがいい3つの理由をご紹介します。
記事のタイトルは、クリック数を決める最も重要な要素。どんなに内容の薄い記事でも、SEOキーワードを意識して「クリックしたくなる」タイトルをつければ、確実にPV数を伸ばすことはできるからです。
しかし、PV数を伸ばそうとするあまり、タイトルにコンテンツ内容とは関係のないフレーズを入れたり、「驚きの結果!」「衝撃の結末!」といった煽り文句で記事を強引に読ませようとするのはおすすめしません。そのタイトルが気になって記事を読んだユーザーにとっては、「なんだ、期待したほどではなかったな」とがっかりさせ、自社にマイナスのイメージを与えてしまうかもしれないからです。
PV数の高い記事が、自社の売り上げに貢献しているとは限りません。自社のリスト獲得や成約につながっている記事はどれなのか? アクセス解析を見ながら、判断していくことで、記事を評価する物差しができます。
コンテンツマーケティングは、いわば形を変えたセールスレター。その場で売り込みはしなくても、コンテンツの内容が自社の印象を決め、信頼を持てるか、持てないかを決めてしまうものなのです。
PV数ばかりを追い求めると、ユーザーがどんなコンテンツを求めているのかを忘れてしまいます。すると、自社よがりの一方通行なコンテンツメディアとなってしまうのです。せっかく記事をクリックされても、ユーザー目線に立ちコンテンツを配信できなれなければ、「自分が求めているコンテンツではない」と感じ、すぐにページを読むのをやめてしまうでしょう。
コンテンツを読んだ後のユーザーの行動を分析することで、「どんなコンテンツが成約につながりやすいのか」が見えてきます。そうすれば、PV数をアップさせようと必死になるのではなく、書くべきコンテンツの内容が見えてくるでしょう。
コンテンツマーケティングを行う理由は、自社の売り上げを伸ばすためです。コンテンツを増やし、PV数をいくらアップさせても、「売上アップ」という結果がついてこなければ、意味がありません。そうならないようにするためにも、今回ご紹介した3つのポイントを意識して、PVに頼りすぎることなく、ユーザーを意識することを第一優先にしていきましょう。
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