▼ Facebookに投稿される動画の5つに1つがライブ動画!
Facebook社が、自社プラットフォーム内で動画の生配信を行えるサービス、Facebookライブを発表してから1年が経ちました。以来、様々な業界のインフルエンサーを中心にその人気は広がりつつあります。
4月7日に同社のFidji Simo氏が公開したビデオによると(*1)、2017年4月現在Facebookのプラットフォーム上に投稿されるビデオの5つに1つ、つまり20%はFacebookライブを使った生配信動画で、ライブ動画の視聴時間もこの一年間で4倍以上に膨れ上がっているそうです。
*1 – https://www.facebook.com/fidji.simo/videos/vb.576027062/10154258738027063/
▼ 実は激戦のライブ配信市場!Facebookはスマホ向け機能で打開
Facebookがライブ動画配信機能を始めた当初は懐疑的な人々も多くいました。というのも、ライブ動画配信はTwitterやYoutubeをはじめ、日本ではニコニコ動画などのプラットフォームがすでに提供していたため、わざわざFacebookでそれを行うかどうか、またユーザーがそれを観るかどうか未知数な部分が非常に多くありました。
(Facebook Newsroom, https://about.fb.com/news/2016/10/no-tricks-just-treats-from-facebook-this-halloween/)
ただFacebookはそうした競合たちに差をつけるべく、ライブマスクや360度生配信などのクリエイティブな機能を搭載することで、配信者たちに新しい楽しみ方を提供し、他のプラットフォームを凌駕するほどの結果を残しています。
FacebookがYoutubeやニコ動と大きく違うのは、あくまでスマホユーザーの配信を想定して商品開発をしている点にあります。Youtubeは基本的にしっかりとした動画コンテンツを推奨する傾向にあり、ニコニコ動画もスマホ以前のウェブカメラを使った放送が主なため、スマホに特化した機能をあまり搭載していません。Twitterはライブ動画配信サービスのPeriscopeを買収したため、その点ではFacebookと一番類似していますが、ここもやはりFacebookの機能性の高さ、また既存のユーザー地盤の堅さが成功の要因と言えるでしょう。
スマホを使う若者層以外にも、ユーザーと双方向コミュニケーションに最適!
このようにスマホユーザーに訴えた結果、Facebookのライブ配信は特に若者層にウケています。現段階ではまだその盛り上がりはアメリカに集中していますが、今後日本でもFacebookライブを活用する企業が増えてくるでしょう。
Facebookライブで生配信をしているユーザーをリアルタイムで見つけることができるFacebookライブマップを見るとわかりますが、日本ではまだ配信者もそれほど多くなく、また鑑賞するユーザーもあまり多くはありません。
https://www.facebook.com/livemap/
ただFacebookライブの勢いは確実に世界中に広がってきており、この流れにいち早く乗れるかどうかでFacebookにおけるプレセンス(存在感)が大きく変わります。
例えば広報戦略の一環として、Facebookライブでユーザーからの質問にリアルタイムで回答する「ファン交流会」を開催するのは非常に有効な手段と言えるでしょう。
ここでポイントになるのがFacebookのプラットフォームとしての信頼性です。
Facebookは原則として全てのユーザーが本名で登録しているため、Twitterなどの匿名メデイアと違い配信者も、鑑賞しているユーザー同士もお互いの名前を知ることになります。それにより、ネットの生配信において頻繁に起きてしまう”荒らし行為”を回避することができます。
こうしたファンとの双方向のコミュニケーションをリアルタイムですることにより、お客様からの貴重な意見を聞いたり、世間にまだ浸透していないお役立ち情報などを直接提供でき、企業のイメージアップにも繋がります。
今後日本でもブームになりそうなFacebookライブ。取り組み始めるなら今がチャンスです!
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