広報・PRの仕事に携わる人にとって、今最も関心があるのは、
“デジタル上のコミュニケーションをどのように行っていくか?”
ということではないでしょうか?
従来からの広報領域に加えて、今新たに生まれた「ソーシャルメディアを広報部で運用しなければならない」とい大テーマに直面されている企業様が多く、実際、弊社にも多くのご相談をいただいています。
<トリプルメディア戦略>
ソーシャルメディアなどアーンドメディア領域のコンテンツは、SNSへの書き込みや口コミなど企業側でコントロールできない領域も含まれます。
これらアーンドメディア領域と、自社で運営するホームページやSNSアカウント、広告等のペイドメディアの3つ、これらを「トリプルメディア」と呼びますが、この3つを最適化していくことが求められます。
最も大きな課題は、「コンテンツをどのように作ればよいのか?」という点です。
ネタの大半は、オウンドメディアのコンテンツをソーシャルメディア上で広げていくことになるので、そもそもオウンドメディアをどうすればよいのか、ネタをどう加工すればよいのかが悩ましいところです。
まさに今は、コンテンツの作成能力が問われる時代です。
海外ではすでに多くの企業が取り組んでいますが、広報部がコンテンツの企画や作成等のコンテンツマーケティングを取り仕切る、ソーシャルメディアマーケティング全般を取り仕切るのは一般的な話。
広報部主導のソーシャルメディアマーケティングで大きな効果を出している企業が少なくありません。
海外のPRの最新トレンドをウォッチする際にチェックすべき媒体として『PR Daily』、『PR Week』などがありますが、これらの媒体にソーシャルメディアの話題がどれほど頻繁に掲載されているか見てみてください。
PRにおけるソーシャルメディアの重要性がいかに大きなものであるか、ご理解いただけるかと思います。
ソーシャルメディアを中心としたデジタル上のコミュニケーションが加わったことにより、広報・PRの役割、事業領域は確実に変化しています。
<拡大する広報・PRの事業領域>
従来からのメイン業務である、メディアの掲載を獲得し、それを顧客獲得につなげていくことにプラスして、新たにデジタルとリアルの両方で広報ネタ、コンテンツを生み出していくこと、さらには顧客をロイヤルユーザーに育てていく役割も含まれます。
最終的には、ブランド価値そのものを上げていくことも求められてきます。
広報部自体が、本来であれば大企業で言うところの「ブランド戦略室」が担うようなブランディング領域までもを検討する企業も多く、広報の仕事は「やることがとにかくたくさんある」というのが実情です。
個人がいつでもどこでもスマートフォンから情報を発信できるようになった今は、まさに個人がメディアとなる時代。マスメディアだけにプレスリリース等の情報発信をしておけばよいのではなく、生活者ともリレーションを取っていくことが求められます。
広報として発信していく情報自体も実に多彩となっているので、世界的な動きを見ても「デジタル上のコミュニケーション戦略」が最重要テーマとなっています。
では、具体的に広報はどのような情報を出していけばよいのでしょうか?
そのヒント、きっかけとなるのは、
“体験価値を与えること”
です。
PR会社として成長してきた弊社にとって、記者会見を開くのはお手のものです。
その弊社がソーシャルメディアを活用した情報発信に挑戦する中、いくつかの事例を通して最も重要と考えたのは、
“メディア関係者や消費者を呼んで実際に商品やサービスを体験してもらう場を作る”
という方法です。
場合によっては、インフルエンサーをうまく巻き込むとより効果的になります。
実際に見てもらう、食べてもらうことでその価値がわかる、というビジネスをされている企業様などは、「体験価値を与える」ことでエンゲージメントが格段にアップし、より深い記事、バズル記事を書いてもらうきっかけとなるのです。
「デジタル上のコミュニケーション戦略」を考える際には、ぜひ以下のポイントをヒントとして考えてみてください。
また、世界的トレンドとして、SNSでシェアするのは
“「写真」「ニュース」「動画」”
と言われています。
中でも、最近では「動画」の投稿、シェアが主流となっており、今後はいかに「動画」を撮影してもらうかが鍵となってきます。
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