ここからは、「手をつけやすい」ネタの作り方から解説していきます。
その前に「報道」への考え方として下記の方程式について解説しておきます。
一般的にメディアは「報じる価値がある」と判断すればニュースとして世の中に公開していきます。
「報じる価値=報道価値」は下記のような公式が当てはまります。
という方程式となります。
簡単に解説すると、生活者である視聴者、読者が関心度が高く、今報道する価値があれば「ニュースとして成立」します。地震など災害、政治、事件などは「まさに今国民に伝えるべき」情報です。(時事性はいわずもがな報道露出の大きな要因・因数です)
そこに加わるのが「媒体特性関連度」、つまり朝日新聞には朝日新聞の、TBS「王様のブランチ」には「王様のブランチ」の、ロケットニュースにはロケットニュースの公開する基準があるものです。
それにマッチしなければ、報道される可能性は低いということです。
「媒体特性関連度」と同様に「記者自身の関心度」も重要です。仮に記者自身がそのネタに無関心でも、編集やプロデューサーから「取材しろ」と言われたら報道が成立しますが、「記者自身が好きなジャンルや常に追っている関心事」であればその報道は深く、見応えのあるコンテンツとなります。
「報道価値の方程式」に当てはめてみると・・・
下記は方程式がわかりやすくなるように仮の数値を入れてみました。
実質0というのはなかなかない訳ですが、参考としてこの方程式に当てはめて考えてみてください。
生活者の関心度というのも「ある人には0だけど」「ある人には100」ということがたくさんあり、それは報じる媒体によって価値の捉え方が変わってきます。(例:「アイドルネタ」について、朝日新聞の関心は低いが、アキバ系アイドル媒体なら100といったのように)
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