第1章で見たように、SNSの急速な普及により、企業活動に活用していこうと考える企業が増えています。
ただ一方で、「導入を検討したいが運用方法がわからかない」「実際に効果があるのかわからない」といった声も多く聞かれます。
SNSの存在はもはや無視できないとわかっていても、実際にSNSを活用し効果が出ている企業はまだまだ少数派というのが実態のようです。
そもそも、「企業は本当にSNSを活用する必要があるのか?」という疑問を抱いているマーケティング担当者も多いかもしれません。
現代マーケティングの第一人者であるフィリップ・コトラー氏が
「2024年には、企業はコミュニケーション予算の半分をソーシャルメディアに費やすようになるだろう」
と発言していることをご存知でしょうか?
スマートフォンが進化したことにより、これまでのマスメディア中心の時代から誰もがどこからでも手軽に情報を収集し、発信できる時代へと劇的に変化しました。
情報の主導権は完全に個人へと移行し、従来のスタイルでは消費者一人ひとりに企業メッセージを届けることができないという現実に直面しています。
大衆向けに画一的なメッセージを送っても、情報が届きにくい時代であることをまずはよく理解しておく必要があります。世の中に流通する情報量が加速度的に増加し私たちの周りには常に情報が溢れていることから、多くの情報が流れては消えているのです。
一方で、個人が投稿した何気ない一言、写真や動画が瞬時にネット上を駆け巡り、超スピードで伝播していく可能性を秘めているのも事実です。
SNSマーケティングは、広告などといった企業から消費者へ発信する「一方通行」のコミュニケーションではなく、企業側と消費者側が「双方向」でコミュニケーションする取り組みです。
もはや、「ググるよりタグる」時代であると言われてるくらい、SNS上に投稿された消費者の生の声が重視される時代となっているのです。
多くの企業がSNSマーケティングを真剣に検討し始めつつあるのは、この情報が氾濫している時代において、企業と消費者との「双方向コミュニケーション」を図るためにSNSは絶好の手法であることが理解されつつあるからに他なりません。
2018年現在、Facebook利用者は全世界で20億人を超え、増加の一途を辿っています。アメリカを中心にグローバルに展開する企業の多くは、すでにソーシャルメディアを活用したPR活動に注力しており、世界的な流れを見てもSNSは企業にとって欠かせない存在となっているのです。
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