SNSは時代とともに、流行や使用しているユーザー層など、さまざまな変化が起こります。効果的なマーケティングのためにも、最新の動向をしっかりと把握しておきたいところです。
それではさっそくSNS事情をチェックしていきましょう。
▼ ソーシャルメディア系サービス/アプリの利用率は?
令和元年9月に総務省情報通信政策研究所から発表された「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>http://www.soumu.go.jp/main_content/000644166.pdf」を見ていくと、SNSなど情報通信メディアの実態が分かります。対象者は13歳から69歳までの男女1,500人です。
まず注目したいのがスマホの利用率で87.0%と高まっています。
そして気になるソーシャルメディア系サービス/アプリの利用率は「LINE 82.3%」、「Twitter37.3%」、「Instagram 35.5%」、「Facebook 32.8%」という結果になっていました。
LINEの使用率が圧倒的に高いことが分かります。キャンペーンやスタンプの配信など、さまざまな施策を行うことができるLINEは、今後のマーケティングにおいても重要なサービスになってきそうです。
Twitter、Instagram、Facebookはそこまで大きな差はないため、引き続きキャンペーンやユーザー層などに注目してSNSを選択するとよいでしょう。
注目すべきポイントとしては、Instagramの利用率が全年代において前回調査と比較し「25.1%→35.5%」と10ポイント以上増加したことです。Instagramの近年の人気上昇を裏付けていますね。「インスタ映え」という言葉が人気になるほど、社会に馴染んできたInstagram。今後も、対策や利用を徹底していきたいSNSです。
ちなみにYouTubeは、全年代の利用率75.7%と高い数値になっていました。今後、動画を使用した施策などを行う際は、YouTubeの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
▼ 男女比は?
男女別でみるとLINE(男性79.0%、女性85.7%)、Twitter(男性37.5%、女性37.0%)、Facebook(男性32.8%、女性32.8%)、Instagram(男性28.4%、女性42.8%)という結果でした。
Instagramは女性に人気が高いことが伺えますね。女性向けの施策や、ターゲットが女性という場合はInstagramの利用もおすすめです。
▼ 年代によっても利用率に差があります
SNSの利用率をご紹介しました。それぞれの年代によってもSNSの利用率が変わってきますので、ターゲットの年代に注目してSNSを利用したり、同じ商品やサービスでもSNSによってマーケティングの方法を変えるなどの工夫をするのもおすすめです。
例えば10代は「ツイッター66.7%」、「Facebook 17.0%」、「Instagram 58.2%」となっています。また60代の利用率を見てみると、「LINE 52.8%」、「Twitter 9.0%」、「Facebook14.4%」、「Instagram 8.0%」です。年代によって利用率が高いSNSが異なることがはっきりと分かりますね。
SNSの特徴はもちろんですが、現在のユーザーの動向を抑えることも重要になってきます。発表される公式情報などは、無料で閲覧できますので注意してみていきましょう。
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