日本ではMakuakeやCampfire、世界規模ではKickStarterやIndigogoなど「クラウドファンディング」サービスは多くの方に認知が広がってきました。元々は、必要な資金集めに活用したり、寄付を募るプロジェクトとして活用されていましたが、近年は「新たなマーケティング手法」として世界中の大手企業が活用しています。
例えば、ソニーやパナソニックといった電化製品の企業から、日清のような食品メーカー、ミズノのようなスポーツ用品メーカーまで幅広い業種の企業が「クラウドファンディング」を効果的に利用し、そこで得たデータや顧客の声をもとに本格販売につなげています。
クラウドファンディングは、新製品のテストマーケティング、新たなPR手法、デジタルマーケティングとして役割を担い、大企業からベンチャー企業まで幅広く活用されています。特に「海外への販売の足がかり」として「海外クラファン」を利用するケースが「コロナ」をきっかけに増加してきました。さらに国内需要の落ち込みや人口減少などマクロ的な要因もあり、「海外進出」「海外ターゲットへのアプローチ」は我々、日本企業にとって取り組まなければいけない重要なタスクの1つです。
カーツメディアワークスでは、2014年から「海外向けPRサービス」を多くの企業に提供してきており、この強みを生かした「海外向けクラファン代行サービス」を、アメリカのパートナーと共に開始しました。
クラウドファンディングは小さな資金で、認知度向上、PRとしてのメディア掲載、ファンベースづくりなど大きな効果を発揮するROIの高いソリューションであることがわかってきました。
以前、海外向けに販売をしようとすると、「越境EC」を立ち上げる、「海外Amazon」に出店する、または「海外展示会」に出店して代理店を開拓する、など手法が取られていましたが、KickStarterやIndigogoなどアメリカのクラウドファンディングサービスが普及するにつれて、まずは少コストでターゲットにリーチして、反応をみながら、本格的に市場に参入するという、いわゆる「テストマーケティング」として機能に注目されるようになりました。
当社の「海外クラファン代行サービス」においては、世界最大のKickstarterをメインにして、北米・欧州をターゲットとしており、そのユーザー数はなんと2億人以上にのぼります。現地在住の方に直接アプローチすることができ、感想、興味をもったポイント、疑問など様々な意見と共に顧客データを把握することができます。
もちろん、クラウドファンディングの目的である「資金調達」の観点でも、ゴールさえ達成すれば2週間後には入金があるため、入金後に本格的に生産・制作を開始するということも可能です。得た資金を元に、今後の量産や販売・宣伝に当てることで、本格的な海外進出を果たす企業も少なくありません。
つまり、海外クラファンは「海外向けテストマーケティング+PRなど認知度向上施策+キャッシュフロー改善」という3つの側面をもっている施策なのです。
長年、海外PRや海外デジタルマーケティングを提供してきた当社は、10年前から様々な企業の「クラファン」を代行・サポートしてきたパートナーと共に「海外クラファン代行サービス・Global Crowd Founding」を提供しています。アメリカ現地スタッフが、ローカルの習慣や特徴を踏まえた上でコンテンツを制作し、マーケティング活動および運営していくため、ゴール達成を強力にサポートすることが可能です。
当社は日本最大級の海外向けプレスリリース配信サービス「Global PR Wire」を運営しており、海外クラウドファンディングを大きく加速させる「海外メディアへの記事掲載」もサービス料金内で実施することが可能です。(実質、海外プレスリリースは無料)「Global PR Wire」は、「東京都」や「地方自治体」「大手自動車メーカー」「大手ゲームメーカー」「有名アパレルブランド」「日本のホテル」等に幅広く活用されており、現在までに「12,000件以上」のメディア掲載の実績があります。
当社はアメリカ・コロラド州に「オペレーションハブ」を持ち、KickStarterを知り尽くした現地のスタッフが、「ゴール達成」を確実にできるようにフルサポートします。国内だけでは出来ないリアルタイムでのバッカー(購入者たち)コミュニケーションを実現し、今後の本格的なアメリカ進出や、アメリカでのファンベース構築、越境ECなどもご相談いただけます。
「KickStarter」のゴール達成実績数100件以上、長年「クラファン」をサポートしてきたプロフェッショナルたちが、制作から運営、PRからSNS広告などデジタルマーケティングまで一気通貫でご相談いただけます。日本語での素材(資料や画像、動画など)をいただければ3週間ほどでローカライズし(すべてサービス料金内で対応)クラファンをローンチすることが可能です。またオプションでは、「アメリカ受け」を狙ったプロモーション動画や解説動画の制作、外国人モデルを使った商品撮影、またアメリカならではコミュニティマーケティング施策も可能です。
海外クラファンの実施は、「テストマーケティング」「本格販売へつなげる資金調達」「海外向けマーケティング」など様々な効果をもたらすことを解説してきましが、何から初めてよいかわからない方は多いかと思います。
まずは、お気軽にご相談ください。「KickStarter」など熟知した日本人の専門スタッフが丁寧に対応させていただきます。
日本ではヒットしているけど、海外ではどうなるかわからない、という状況で、本格的に「越境EC」や「現地営業」するのは危険です。まずは少額でテストし、現地のターゲットに「受け入れられる」かどうかをテストする必要があります。海外クラファンを利用することで、ネーミングやキャッチコピーテスト、動画や画像などのクリエイティブテスト、さらには商品に興味をもった方や、購入者から直接的な意見を集めることが出来るので、従来のテストマーケティングより、安価に、さらには効果的なテストマーケティングを実施することができます。
クラウドファンディングは元々、良いアイデアを持っているけど製品化や本格販売する資金がない個人を対象としてスタートしましたが、現在ではベンチャーから大手まで幅広い企業が活用しています。その理由は前述のテストマーケティングの側面はありますが、やはり、「資金調達」においても大きな役割を果たします。KickStarterに出品した商品の中には達成金額が、5000万〜1億円以上という商品もざらにあり、しかもその資金はゴール達成後の2週間後に指定口座に振り込まれます。(プラットフォーム利用料9%差し引かれます)つまり、キャッシュフローの状況が良くなり、その資金を元にバッカーたちへの商品を生産・発送することが可能であり、さらには本格的な販売資金に充当することもできます。
海外のクラウドファンディングプラットフォームには月間3〜5億人以上の多くの人が訪問しています。それだけ多くのターゲットに対して商品を効果的に宣伝することができるだけではなく、「広報・PR」の視点においてもクラウドファンディングは効果的です。メディアから注目が集めることで、アメリカやEUの有名メディアに掲載・放送され、爆発的なヒットにつながった事例も少なくありません。また、当社では5000件を超えるバッカーリスト(現在までの購入者・もしくは興味をもったリスト)に対して直接DMを送付し、アテンション獲得、興味喚起につなげていきます。