「DI Asia」×「カーツメディアワークス」の共同調査
ベトナム・タイ・インドネシア・日本 4カ国の「働き方」を調査!
日本人の出世欲、低すぎ?6割以上「現状のままでいい」
〜「1人で黙々と」、「ルーティンワーク」を好む日本人の傾向が浮き彫りに〜
アジア向けのリサーチ事業を展開する株式会社DI Asia(東京都港区 代表取締役社長兼CEO 加藤 秀行)と海外向けPR事業を展開する株式会社カーツメディアワークス(東京都渋谷区 代表取締役社長 村上崇)はアジア3カ国および日本における「働き方」をテーマにした調査を共同で行いましたので発表致します。
普段生活している中で、最も時間を割いていることを聞いてみたところ、「仕事」と最も多く答えたのは「インドネシア」(75%)でした。一方、「家族」を最も重視していたのはベトナム(48%)で、タイや日本とほぼ真逆な結果となりました。
「仕事」を重視しがちな印象の日本は、意外にも「仕事」と答えた人は46%と半数を割っていました。代わりに特徴的だったのは、「趣味」に時間を割いている人が多かった(20%)ことです。
ちなみに他国では、タイ(6%)、ベトナム(9%)、インドネシア(5%)と1ケタ台。聞く機会の増えた「ワークライフバランス」の考え方は、日本でも徐々に浸透してきているのかもしれません。
「働き方改革」で大きなトピックスとなっている「残業」についても質問してみました。
その結果、残業する理由として、「残業代を稼ぎたかったから」と答えた割合が多いのは「ベトナム」( 30%)と「タイ」(27%)でした。うって変わって、 「インドネシア」の第1位は「上司からの依頼」(25%)、日本では「自分の仕事が終わらないから」という理由が37%で圧倒的な第1位となりました。このように見ると、インドネシアと日本では、仕事に関して責任感を感じている人が多いようです。
また、「一緒に働く人の仕事を手伝いたいと思ったから」という理由をあげた「同僚思い」の割合は、1位 インドネシア(24%)2位 タイ(15%)3位 ベトナム(10%)4位 日本(4%)という結果となりました。日本は他国に比べて、同僚をサポートするための残業はしない傾向にあるようです。
最後に仕事への意欲について2択形式で質問したところ、各国で下記のような結果となりました。
アジア各国は「出世したい」、日本だけ「出世より今(現状)のままで良い」
ベトナム(84%)・タイ(82%)・インドネシア(70%)はいずれも7割以上の人が「出世したい」と回答。それに対して日本は「今(現状)のままで良い」と答えた人が63%と、非常に高い割合で「出世意欲」がないことがわかりました。
アジア各国は「仲間と働きたい」派が多数・それに対して日本は「一人で黙々と仕事したい」派が多い
「仲間と仕事したい」派はアジア3カ国ではほぼ80%以上なのに対し、日本は「一人でモクモクと仕事したい」と答えた人が56%と半数を上回った結果となりました。
アジア各国は「新しい仕事に挑戦したい」派が多数、日本だけ「ルーティーンを淡々とこなしたい」派が多数に
アジア3カ国は70%以上の人が「新しい仕事に挑戦したい」と答えたのに対して、日本では「新しい仕事に挑戦したい」人は43%にとどまり、「ルーティーンワークを淡々と続けたい」と答えた人が57%と半数を上回った結果になりました。
以上
【調査概要】
・ベトナム、タイ、インドネシア、日本の4カ国でインターネット調査を実施
・会社に勤務している20代〜40代の男女500名が対象
・調査期間 2018年11月15日〜2018年12月15日
【株式会社DI Asia 会社概要】
・代表者:代表取締役社長兼CEO 加藤 秀行
・所在地:〒105-0003 東京都港区西新橋1-18-6 クロスオフィス内幸町
・事業内容:戦略調査、市場調査、およびアジアにおける戦略コンサルティング
・URL:https://dreamincubator.asia/
【株式会社カーツメディアワークス 会社概要】
・代表者:代表取締役 村上崇
・所在地:〒150-0002 渋谷区渋谷1-15-8宮益O.Nビル4F
・事業内容:PR戦略コンサルティング、海外向けPRサービス、データビジュアライゼーション事業
・URL:https://www.kartz.co.jp/
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
<働き方広報事務局>株式会社カーツメディアワークス 広報担当:明知
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